私にも子どもの頃は大きな夢があった。
- 甲子園でヒーローになってドラフト一位でプロ野球選手になる
- バンドでギタリストをやって世界中をツアーで回る
- 作曲家になってヒット曲を連発する
- 有名作家になる
- 自分の世界観を映像と音楽で表現するクリエーターになる
年を重ねるごとに夢は変わっても、いつも未来に明るい夢があった。
しかし、いつの頃からだろう
夢がなくなったのは。
いや、夢を見なくなったのは・・・。
不安
子どもの頃に一番なりたくなかったのはサラリーマン、それも営業マンだった。
しかし、サラリーマンになり、そして営業職に就いてずいぶん長い年月が経った。
サラリーマン生活も、20代から30代前半にかけては、ステップアップとばかりに転職をしたこともあった。
給料が上がれば仕事は大変でも、家族のためにと思って無理をしたことも多かったのかもしれない。
35歳になったころ、あらためて自分の将来を考えた。
このまま定年までサラリーマン生活を送ったとして、その先はどうする?
終身雇用制度は崩壊し、平均寿命は伸び、退職金や年金だけで暮らしていくのは難しいだろう。
社会は常に変化している。AIの進化で、多くの職種はAIに取って代わられ、いついまの仕事がなくなるかもわからない。
変化の時代に対応できなければ置き去りにされてしまう。
悩み
サラリーマン生活は40代にもなると、ある程度先が見え、将来に不安を覚えるようになってくる。
いや、考えないようにしているのだろう。
多くのサラリーマンは目先だけのことを考え、将来を真剣に考えていない。
定年後の生活(定年まで勤められるという保障はないが)、老いていく両親のこと、自分やパートナーの老後、そして、そのときの生活のこと・・・。
テレビで高齢者の生活の不安をあおる番組を見ても、それを自分事とは考えないようにしていた。
しかし、ちょっと考えただけでも将来は不安ばかりである。
退職金と年金だけで今の生活をキープすることはできないだろうし、仕事をしたいと思ってもできることは限られるし、そもそも雇ってもらえないかもしれない。
なぜか?
怖いからだ。
- 仕事が上手くいかない
- 会社の業績が悪い
- 会社から評価されていない
- やりがいがない
- 予算を達成しても評価が悪い
- 今の仕事を続けていても将来が不安
- 今の仕事を定年まで続けられるのか?
- 給料が10年で10,000円も上がっていない
- お金が足りない
- やりたいことがあるのに出来ていない
- これまでの私はあまり真剣に”考える”ということをしてこなかった。
仕事のこと、家族のこと、将来のことといった大きなことから、ランチやちょっとした買い物など、毎日の生活まで、流されるように何も考えずに行ってきた。
そして、現在は自分に何も無い、何も残っていないと感じている。
もっと真剣に考えて行動してくればよかったと思っている。
最近の私はなるべく考えるようにしている。
いや、なるべく考えることを心がけるようにしているといった方が正しい。
仕事や家族、将来のことはもちろん、日々のちょっとした買い物でも本当に必要なのかどうかを考えてから買うようにしている。
やりたいこと
私は長いこと夢や希望がない生活を送ってきた。
いや、夢はあったが行動をしなかったといった方が正しい。
これから私はこのブログを更新し、情報発信をしていく。
そして、自分の居場所を作りたい。
できたら多くの仲間をつくりたい。
私と同じような悩みを抱え、将来に不安を感じている方に希望を与えていきたい。
自分の人生を取り戻し、悔いのない人生を送りたい。
死ぬときに後悔しないような毎日にしたい。
最後に
どこかで聞いた「今が一番若いんだよ」という言葉が不意に頭を横切った。
これは誰が言った言葉だろうと思い、検索してみた。
永六輔さんが言ったもののようだ。
全文はこうだ。
人間、今が一番若いんだよ。
明日より今日の方が若いんだから。
いつだって、その人にとって今が一番若いんだよ。
その通りだと思う。
年令を言い訳にすることは金輪際やめよう。
だって、私のこれからの人生の中で、今が一番若いんだから。
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