トラベラーズノートの最大の魅力は、自分好みにカスタマイズできることでしょう。
純正リフィルだけでも種類が豊富なので、リフィルを選ぶ楽しさもあります。
しかし、トラベラーズノートの純正リフィルは少々お高いので、自分でリフィルを作っているユーザーも多いようです。
実際、ネットで検索すると、自作でリフィルを作成しているユーザーのサイトやブログがたくさん見つかります。
しかも、多くの自作リフィルユーザーはリフィルの作成方法を丁寧に解説してくれていたり、さらに親切にネット上で配布してくれているユーザーまでいます。
私はリフィルを自作するほどのマニアでもないので、いまのところすべてのリフィルを純正にしています。
それでも、自分で選んだリフィルをトラベラーズノートの本体にセットするとなんだかとてもうれしくなります。
前置きが長くなりましたが、この記事では、カスタマイズ性が高く、自分好みの手帳をつくる楽しみがあるトラベラーズノートの私なり使い方を紹介します。
トラベラーズノートとは
これまでトラベラーズノートに関する記事をいくつか書いてきたので今さらですが、トラベラーズノートとは、「手にとって旅に出たくなるノート」というコンセプトでつくられたノートです。
これから行きたい旅先の情報を書き込んだり、旅先の予定や旅先での記録、旅先で手に入れたパンフレットやチケット、旅先で押したハンコなど、旅の思い出作りに使うというのが商品のコンセプトです。
使い込むほどに味と風合いが高まる革素材のカバーと、書きやすさに徹したシンプルなノート。手にとって旅に出たくなる、そんなノートを目指しました。旅の途中、ふと立ち寄ったカフェで、感じたこと、思いついたことを気ままに書き留めてください。また、このノートを携えて歩くことで、日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。毎日見ている景色の中に新しい顔を見つけられるかもしれません。
確かにカスタマイズ性の高いトラベラーズノートは、リフィルに書き込むだけではなく、電車や飛行機のチケットや旅先で行く場所のチケット、地図やパンフレットなどを自由に挟み込むことができるので、旅先の情報をまとめたりするのに役立ちそうです。
こんな自由度の高いトラベラーズノートですので、旅行のときだけしか使わないなんてもったいない。
上記の引用にも、「日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。」とありますが、トラベラーズノートは持っているだけで楽しくなる、それこそ持ち歩いているだけで旅をしているような気分になれるステキなノートです。
実際、トラベラーズノートユーザーは、普段使いの手帳やビジネス手帳として使っている人もとても多くいます。
トラベラーズノートはほんとに自由度、カスタイマイズ性の高いノートです。
そして、持っているだけで旅をしているような気持にしてくれるノートです。
トラベラーズノートの使い方は自由
トラベラーズノートは、本体のゴムや結束バンドで簡単にリフィルを固定でき、誰でも自分好みにカスタマイズしやすいように考えてつくられてます。
しかし、その機能を使いこなそうとすると逆につかいにくいと思うことがあります。
トラベラーズノートのカスタマイズ性抜群の機能を使わないようにすることで、もっと使いやすくなるのではと思うようになりました。
トラベラーズノートこだわりの機能にこだわらない。ゴムや結束バンドを使わない。よく使うリフィルは、本体に挟んでおくだけにする。
そもそもトラベラーズノートの使い方は自由です。自分の好きなように使うことで、トラベラーズノートはもっと使いやすくなります。
トラベラーズノートのカスタマイズ
私はトラベラーズノートのレギュラーサイズとパスポートサイズを持っていますが、それぞれ簡単なカスタマイズをして楽しんでいます。
リフィルを自作したことはありませんが、最近買ったトラベラーズノートレギュラーサイズの本体のゴムを2本にするというカスタマイズをしました。
本体のゴムを2本にすることで、リフィルを増やすのに便利になり、結束バンドで固定するよりも簡単に本体にリフィルをセットすることができます。
リフィルを取り外すのも、結束バンドをつかったときより取り外しがしやすいです。
自分では結構満足して使っているのですが、どうしても気になることがあります。
それは、リフィルにスケジュールを書いたり、メモをするときに書きにくいと感じることがあることです。
書きにくさの原因は、トラベラーズノート本体にリフィルをたくさん挟んでいることと、ジッパーファイルやクラフトファイルにいろいろなものを入れ過ぎたりすることで、記入する側のリフィルの下側が膨らんでしまうためです。
また、トラベラーズノートのリフィルは180度パタンと開いた状態にはなりません。
リフィルをトラベラーズノート本体のゴムや結束バンドに挟んで固定するという方法は便利であり、カスタマイズも簡単にできるというメリットはありますが、本体に固定することにこだわり過ぎると逆に使いにくくなってしまいます。
現在の私のトラベラーズノートレギュラーサイズ
前回の記事で、「私はしばらくジッパーケースと週間フリー、5mm方眼というセットで使っていこうと思います。」と話していましたが、現在の私のトラベラーズノートレギュラーサイズは、クラフトファイルとジッパーケース、週間フリー、5mm方眼、無地の軽量紙というセットにしています。
そして、週間フリーのリフィルはトラベラーズノート本体に固定していません。
上の画像の右側の緑色が週間フリーのリフィルです。
本体のゴムには挟んでいません。
トラベラーズノート本体にリフィルを固定しない
トラベラーズノート本体のゴムに挟んだリフィルは簡単に取り外せますが、毎度のこととなるとやはり面倒になります。
結束バンドで固定したリフィルを取り外す場合も面倒ですが、面倒という以上に、繰り返し結束バンドから取り外しているうちにリフィルの紙が折れたりすることがあります。
であれば、よく使うリフィルはゴムにも結束バンドにも固定しないで、本体に挟んでおくだけにしたらいいのでは?
そう思うようになり、実際に試してみました。
「だったら、はじめからトラベラーズノートなんて使わなければいいじゃん!」
なんて言われてしまいそうですが、私はトラベラーズノートを持ち歩きたいんです!
持っているだけで満足です。なので、一番使うスケジュールリフィルだけをゴムで固定しないようにしました。
トラベラーズノートはビジネスユースにもおすすめ
私の場合、一番使うリフィルは、週間フリーのリフィルです。週間フリーのリフィルでスケジュール管理をしています。
週間フリーのリフィルをトラベラーズノート本体には固定しないで挟んでおくだけにするようにしました。
トラベラーズノートは、少々ワイルドな見た目や質感から、ビジネスユースには向かないと考えているユーザーもいるようですが、スケジュールリフィルをトラベラーズノート本体に固定していないでおけば、会社や得意先でスケジュールを記入したり、確認するときに周りの目を気にしないでいられるのではないでしょうか。
本体に固定しないことを前提にすれば、スケジュール張はトラベラーズノートの大きさをそれほど気にしないで選ぶことができるので、選択肢も増えます。
トラベラーズノートの純正リフィルの表紙は、とてもシンプルで私は好きなのですが、週間タイプはバーチカルも含めて、半年で1冊、年間2冊になります。
もしも、スケジュール帳を年に2冊に分けることが嫌ならば、A5スリムでなるべくトラベラーズノートレギュラーサイズに近い大きさの手帳を選んであげればいいと思います(マンスリータイプなら純正リフィルでも1冊ですみます)。
下の画像は、過去に使っていたほぼ日手帳weeksです。
トラベラーズノートレギュラーサイズに比べると少し小さいですが、本体に挟み込んでしまえば問題なさそうです。
実際、トラベラーズノートレギュラーサイズにジャストサイズの市販の手帳を選ぶのは難しいかもしれませんが、多少大きさが違う程度であれば、私は気にしません。
私は使い勝手を優先させています。
どうしてもジャストサイズにこだわるならば、自作でリフィルをつくるのが間違いないと思います。
トラベラーズノート本体のゴムは結束バンドよりも取り外ししやすい
私のトラベラーズノートレギュラーサイズは、本体のゴムを2本にカスタマイズしていますが、リフィルの固定のしやすさ、取り外し、取り付け、どれっをとっても結束バンドよりもやりやすいです。
理由は、結束バンドのゴムよりも、本体のゴムの方が細くて柔らかいからだと思います。
ですので、スケジュールリフィル以外のリフィルも、座って落ち着いた状態で書き込むときは、本体から取り外しています。
先にも書きましたが、私のトラベラーズノートレギュラーサイズには、週間フリーのリフィル以外にも5mm方眼と無地の軽量紙をセットしています。
5mm方眼と無地の軽量紙の出番は、一日の中ではそんなに多くないので、いまはこんな使い方をしています。
出番が多くなったら、5mm方眼と無地の軽量紙も、ゴムを使わずに本体に挟んでおくだけにしようと思います。
トラベラーズノートの本体は、リフィルを取りまとめる役割とジッパーケースとクラフトファイルに必要なものを入れられれば十分です。
最後に
トラベラーズノートの使い方は自由であり、それこそユーザーひとりひとりが自分なりにカスタマイズをして、独自の使い方をしているので、同じように使っているユーザーはいないといってもいいほどでです。
スケジュール帳や仕事のメモに使うもよし、日記やライフログに使ったりするのもよし、絵を描いたり、写真を貼ったりするのもステキです。
シールを貼ったり、スタンプを押したりするのもいいですね。
今回ご紹介したトラベラーズノートの使い方を実践しているユーザーもいると思いますが、私も試してみてこの方法は便利だと感じたのでご紹介しました。
トラベラーズノートは自由な手帳ですので、使い方にもこだわらないで自由にしていいと思っています。
そしてなによりも、トラベラーズノートは持ち歩いて楽しい手帳ですので、気になっている方はぜひ手に取ってみることをおすすめします。
きっと、思っている以上に幸せな気持ちにさせてくれるでしょう。