ORIENT Bambinoは機械式腕時計として安価な割りに精度がよく、デザイン性も高いため、コストパフォーマンスのよい腕時計として人気です。
なにより、ORIENT は国産メーカーであるため、安心感があります。
私は、ORIENT Bambino SAC00004B0購入して約半年、平日はほぼ毎日装着していますが、日々愛着がわいてきています。
今回は、機械式腕時計入門におすすめできる腕時計としてORIENT Bambinoを紹介したいと思います。
ORIENT Bambino
Bambino（バンビーノ）は、ORIENTの海外市場向けモデルであり、日本のORIENTの公式ウェブサイトをBambinoという名称は見られません。
Bambinoは、グローバルのORIENTでは「ORIENT Classic Collection」のなかの「Mechanical Classic Watch」というコレクションになります。
参考
Classic | ORIENT | Collections | ORIENT Watch Global SiteORIENT Classic Collection
また、以前のORIENT USAのウェブサイトでは「BAMBINO COLLECTION」として扱われていたので、Bambinoという通称はアメリカでつけられたものかもしれませんね。
ORIENT USAの「BAMBINO COLLECTION」を見ると、日本のORIENTのウェブサイトに掲載されているモデルが複数見られます。
「BAMBINO VERSION 5」「BAMBINO SMALL SECONDS」「BAMBINO OPEN HEART」がそれに当たります。
個人的には、気に入ったモデルが国内品として正規に流通していれば、海外モデルではなく国内モデルを選びたいという気持ちがあるのですが、なければ仕方ありません。
SAC00004B0は、ORIENT USAでは「BAMBINO VERSION 1」になるのですが、国内正規流通品にはないモデルです。
しかし、ネット通販では多くの店舗で取り扱いがあるため、日本にいながらでも容易に手に入れることができます。
ORIENTの腕時計は、低価格でありながら、精度がよく、かつ高品質であるため、海外で人気があるのであって、そのようなメーカーが日本にあるということをもっと知ってもらいたいです。
ORIENT Bambinoを機械式入門の腕時計におすすめする理由
機械式腕時計は、装着していないと止まってしまったり、数年使用したらオーバーホールが必要になるので、クオーツやソーラー式の腕時計に比べると手間がかかります。
その分愛着がわくということはあるのですが、やはり面倒なので、時計に興味がない人にとっては取っつきにくいものでしょう。
しかし、少しでも腕時計に興味が出てくると、機械式腕時計が欲しくなったりするものではないでしょうか。
機械式は同じメーカーの腕時計でも、クオーツやソーラータイプに比べると価格設定が高い場合が多いので、時計に興味がないと手が出しにくいと思います。
でも、ORIENT Bambinoの実売価格は1万円台前半から3万円くらいですので、機械式入門の腕時計としては敷居が低いと思います。
さらにORIENT Bambinoは、高品質で精度もよく、コストパフォーマンスがとてもよい国産腕時計として知られています。
はじめての機械式腕時計としては、これ以上ないモデルとも言えるのではないでしょうか。
ORIENT Bambinoの基本スペック
Bambinoは、3針・デイト付きが基本デザインであり、それをベースに文字盤の色やインデックス表示、針の色を変えることで、複数のモデルが存在します。
基本デザインの他に、駆動方式やケースサイズ、ラグ幅、ケース材質、ガラス材質等も同じです。
ORIENT Bambinoの基本スペック
駆動方式 機械式
・自動巻(手巻付)
・秒針停止装置付き
＊上記は現行モデルのスペックですケース材質 ステンレススチール ガラス材質 クリスタルガラス サイズ 横幅 40.5mm ラグ幅 21mm 耐水性 日常生活用防水（30m） 駆動時間 約40時間
ORIENT Bambinoの人気モデル
ORIENT Bambinoには複数のモデルが存在しますが、 モデルごとに決まった名称による正式な区別はないようです。
ネットで調べると、Ver.1、Ver.2というように分けている場合がありますが、ネットショップでそのようにバージョンごとに分けていることはほとんど見かけません。
あえてORIENT Bambino Ver.1というように検索すると出てくる程度です。
しかし、ORIENT USAでは、バージョンごとに分かれていますので、これが正しいのかもしれませんね。
ORIENT USA方式でBambinoを分けると、Ver.1からVer.5、そして、SMALL SECONDSとOPEN HEARTの7つのラインナップが存在することになります。
ここからは、Bambinoの人気モデルを国内で流通している品番ごとに紹介いたします。
SAC00004B0
SAC00004B0は、Bambino Ver.1に当たるモデルです。私が所有しているモデルでもあります。
ORIENT Bambino SAC00004B0
出展：https://www.orientwatchusa.com/collections/bambino/products/fac00004b0
シルバーのステンレスケースに黒文字盤、針とインデックスもシルバーといったシンプルなデザインに黒の革ベルトのモデルです。
ドーム型のクリスタルガラスが、クラシカルでいい雰囲気を醸し出しています。
Bambino SAC00004B0のドーム型クリスタルガラス
ケースサイズは、横幅が40.5mmあります。私の手首周りは17.5cmですので、少し大きめに見えますね。
Bambino SAC00004B0のケースサイズは横幅が40.5mm
サイズが大きいので、視認性は悪くはないですが、黒文字盤にシルバーのインデックスと針ですので、文字盤が見えにくいときがあります。
気になるようでしたら文字盤が白やクリーム色のモデルを選んだ方がいいでしょう。
SAC00005W0
SAC00005W0は、シルバーのステンレスケースに白文字盤、針とインデックスもシルバー、革ベルトが茶色のモデルです。
ORIENT Bambino SAC00005W0
出展：https://www.orientwatchusa.com/collections/bambino/products/fac00005w0
SAC00004B0との違いは、文字盤とベルトの色だけです。
SAC00004B0を購入するとき、正直いうと白文字盤のSAC00005W0と、どちらにするかをかなり悩みました。
視認性を重視するなら、白文字盤のSAC00005W0の方がいいかもしれません。
SAC00009N0
SAC00009N0は、Bambino Ver.2に当たるモデルです。
ORIENT Bambino SAC00009N0
出展：https://www.orientwatchusa.com/collections/bambino/products/fac00009n0
クリーム色の文字盤にゴールドのインデックス、ブルーの針が印象的なモデルです。ローマ数字のインデックスがクラシカル感を増しています。
画像で見るとケースサイズはあまり大きく見えませんが、Bambinoの基本スペック通り、横幅は40.5mmありますので、実際に装着すると存在感があるでしょう。
SAC00009W0
SAC00009W0は、SAC00009N0との色違いモデルです。
ORIENT Bambino SAC00005W0
出展：https://www.orientwatchusa.com/collections/bambino/products/fac00009w0
ホワイトの文字盤にゴールドのインデックス、ブルーの針ですが、文字盤がクリームとホワイトでは印象がだいぶ違いますね。
個人的にはホワイトの文字盤の方がスッキリして見えて好きですが、クリームの方がクラシカルな印象があります。
最後に
今回は機械式腕時計入門におすすめできる腕時計として、ORIENT Bambinoを紹介してきました。
Bambinoには複数のモデルがありどれにしようか迷ってしまいますが、この迷いながらいろいろ調べている時間が楽しいですよね。
もしも機械式腕時計の購入を考えているならば、ORIENT Bambinoも候補に入れてもらえるとうれしいです。
