トラベラーズノートに複数のリフィルをセットするときは、連結バンドを使って固定すればとても簡単にセットアップできます。
私は今回トラベラーズノート レギュラーサイズを買ったときも、昨年パスポートサイズを買ったときも、それぞれ連結バンドを購入しました。
連結バンドはとても便利で、複数のリフィルをセットすることが簡単にできることはわかっているのですが、リペアキットのゴムをトラベラーズノートに追加させてみたい衝動に駆られてしまいました。
リペアキットの本来の目的は、トラベラーズノート本体のゴムバンドが切れてしまったときのものであることは理解していますが、今回あえてトラベラーズノート レギュラーサイズにリペアキットのゴムを追加させてみることにしました。
この記事で紹介する方法は、メーカー推奨の方法ではありません。また、かなり無理をしてトラベラーズノートにゴムを追加させているので、もしもこの記事を参考にあなたのトラベラーズノートにゴムを追加させる場合は、自己責任でお願いいたします。
トラベラーズノート用リペアキットを使ってゴムを2本にする
トラベラーズノート用のリペアキットは、昨年パスポートサイズを買ったときに一緒に購入していたので、今回はそれを使います。
現在はキャメル用のゴムとしおり用の紐が付いた新しいリペア用キットが出ています。
なんで昨年まではしおりが付いていなかったのでしょうね?
リペアキットには、ゴム、そして金具の取り付け方の説明書が付いています。
トラベラーズノートのホームページにも説明があります。
しかし、ゴムを1本から2本に追加させる方法はありません。
ですが、やってみます。
トラベラーズノートにはじめから付いている1本のゴムの穴に、リペアキットのゴムを通すのですが、そのままでは通りません。
ここで私は爪楊枝を使いました。
かなり無理をしているように見えますが、その通りです。
きっと爪楊枝よりも適した道具があると思うのですが、私の周りには見当たりませんでしたので、爪楊枝を使いました(ヘアピンやゼムクリップを使ってカスタマイズしている人もいるようですが、そっちの方がよかったかもしれません)。
穴に爪楊枝を何度か完全に通過させました。
もしも、このやり方をする場合は自己責任でお願いします。
穴は上下に2か所ありますので、両方通します。
トラベラーズノートに2本目のゴムを通したのはいいが、トラベラーズノートの金具の中にゴムを通すことはできませんでした。
ペンチで金具を拡げようとしましたが無理でした。
ゴムをそのまま結んでしまう方法も考えましたが、リペアキットに中には、金具も付いていたので、その金具を使うことにしました。
まずは、付いている金具を切断します。
切断後、はじめから付いていたゴムは長さが足りなかったので、リペアキットゴムを使います。
リペアキットゴム1本でトラベラーズノート レギュラーサイズに2本分として使えました。
2本のゴムを金具に通します。
金具にしおりも通しました。このしおりは、はじめから付いていたものです。金具を取り外したときに切ってしまったので、長さが心配でしたが、大丈夫そうです。
新しいリペアキットにはしおりも付いているので、このときはうらやましかったです。
ゴムとしおりの長さを調節します。
金具から出ているゴムとしおりを切って、その後、ハンマーで金具を叩きます。
完成です。
いい感じですかね。
金具からゴムとしおりがはみ出ているのが気になりますので、爪楊枝で押し込みました。しかし、あまり変わりませんでした。今度、もう少しハンマーで叩いてみようと思います。
このトラベラーズノートは新品なのですが、写真で見ると革が結構荒れていますね。
無理やりゴムを通したせいもあると思いますが、せっかくなのでラナパーで手入れをしておきたい思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、トラベラーズノートにゴムを2本通す方法をご紹介いたしました。
途中にも申し上げましたが、かなり無理をして2本ゴムを通しているので、この記事を参考にしていただく場合は、自己責任でお願いいたします。