我が家の子ども部屋はマンションの外廊下に面していてエアコンの室外機が置けません。
今のマンションに引っ越してきて10年経ちますが、引っ越し前はなんとかして室外機を置こうとしましたが、マンションの規約等のためあきらめました。
とはいっても、エアコンがない部屋を子ども部屋にするわけにもいかずいろいろと調べたら、室外機が不要のウインド(窓用)エアコンなるものを発見しました。
そういえば、私の実家も私が子どものころにウインドエアコンを使っていたことを思い出し、ウインドエアコンを子ども部屋に設置することにしました。
当時ウインドエアコンはコロナの他にもいくつかの会社が販売していまいしたが、普通のエアコンを作っているメーカーの参入は少ない状況でした。
そんな中、国産であるということと、会社名を知っているということから、コロナのウインドエアコンを選びました。
型番は「CW-166iR」です。
ウインドエアコンの設置は自分でできるようですが、引越しと重なったこともあり、すべて業者にお任せいたしました。
それから10年、今年はじめて子ども部屋のウインドエアコンを作動させようとしましたが、リモコンで電源ONしても反応しません。
電池が古いのかなあと思い、電池を交換しましたがダメでした。
コロナのウインドエアコンは、本体で電源のONとOFFはできますが、本体でONにすると自動運転になり、設定温度の変更などはできません。
何度かリモコンの電池を出したり入れたりをしていると、リモコンが使えるようになったのですが、翌日にはまたリモコンが使えなくなりました。
そろそろ10年も使っているウインドエアコンなので、買い替えを考え、この週末に買うことにしました。
ネット通販で購入しようとしたのですが、取り付けに不安を感じたことと、古いウインドエアコンの処分も必要なため、家電量販店で購入することにしました。
家電量販店に行く前に、ウインドエアコンについていろいろ調べました。
いま買えるウインド(窓用)エアコンは?
ウインドエアコン、いわゆる窓用エアコンは、製造しているメーカーが少なく、ネットで調べたところ、コロナ、トヨトミ、コイズミ、YAMAZEN、ハイアールの5社しかありませんでした。
コロナはウインドエアコンという名前ですが、その他の会社は窓用エアコンという名前で販売しています。
価格コムで売れ筋を調べる、コロナとハイアールの機種が上位にありましたが、機種を選ぶにあたり、機能や価格で選ぶというよりも、メーカーの信頼性で選ぶことにし、これまで10年使ってきたコロナの機種から選ぶことにしました。
正直言って、ウインドエアコンは機能で選ぶほど、多機能のものではありません。
ウインドエアコンはうるさいという声が多いため、なるべく動かしているときの音が小さく、しっかり冷えることが重要です。
その点、コロナ製はこれまで10年使ってきているので、安心して使うことができます。
コロナウインドエアコンの型番とその違い
コロナのウインドエアコンをコロナのホームページで調べたところ、大きくわけて4種類ありました。
参考
ウインドエアコンシリーズ|空調・家電機器|製品情報|コロナコロナ ウインドエアコンシリーズ
そのうちのひとつは、冷暖房兼用のものであり、我が家では暖房は不要のため除外しました。
冷房専用のものには、CW-A1617、CW-A1817、CW-F1617、CW-F1817、CW-1617、CW-1817の6種類に分けられます。
頭の「CW」はすべてに共通であり、その後の「A」と「F」とアルファベットなしのモデルがあります。
アルファベットなしのモデル「CW-1617」と「CW-1817」は、一般ルート・ホームセンター向け商品ということで、一番オーソドックスなタイプです。
1617と1817の違いは出力の違いであり、1817の方が出力が高く、より広い場所を冷やす能力があります。これはすべてのモデルに共通の違いです。
「CW」の後に「A」がつくモデル「CW-A1617」と「CW-A1817」は、アルファベットなしのモデル「CW-1617」と「CW-1817」の機能に、換気機能とマイナスイオン発生機能がついたモデルです。
実は、我が家で使っている「CW-166iR」には、換気機能とマイナスイオン発生機能がついています。しかし、どちらの機能も使ったことがありません。ですので、今回はこの2つの機能は無しのモデルでいいと思っています。
「CW」の後に「F」がつくモデル「CW-F1617」と「CW-F1817」は、アルファベットなしのモデル「CW-1617」と「CW-1817」の機能に10年交換不要の脱臭フィルターがついたモデルになります。
買い替えたコロナウインドエアコンの型番は「CW-F1617」
今回我が家のウインドエアコンの買い替えに決めたのは、コロナの「CW-F1617」です。
家電量販店で購入することにしたため、必然的に家電量販店向けモデルであるCW-Fシリーズになったのですが、出力の小さいタイプの「CW-F1617」にしたのは、これまで使ってきた「CW-166iR」と同じ出力でいいと考えたからです。
なお、家電量販店でパンレットを見て気づいたのですが、家電量販店向けのカタログに「CW」の後に「A」がつくモデル「CW-A1617」と「CW-A1817」がありました。今回我が家では、「A」モデルについている機能である換気機能とマイナスイオン発生機能は不要でしたので選びませんでしたが、必要な方は選ぶことができます。
我が家の子ども部屋8畳ありますが、鉄筋コンクリートのマンションなので、十分に冷えますので、高い出力がでるタイプは必要ありませんでした。
また、価格もだいぶ違いますので、「CW-F1617」に決めました。
脱臭フィルターは10年交換不要ですので、その点も安心です。10年後にはまた新しいウインドエアコンに買い替えます。
家電量販店で購入し、古い機種の取り外しと処分、そして取り付けもお願いしたので、すべてあわせると6万円を少し超えました。ネットで本体のみを購入するのに比較するとだいぶ高くなりましたが、安心と安全の費用と思って支払いました。保障は3年つけてくれました(メーカー保証1年、その後2年は家電量販店の保証)。
コロナウインドエアコンの標準取付枠「WA-8」について
コロナのウインドエアコンを設置するためには、エアコンを固定するための取付枠が必要です。
10年前の機種である「CW-166iR」と現在の最新機種では違うものなのかと思い、コロナの修理・アフターサービス問い合わせ窓口に連絡して確認しました。
その結果は、「CW-166iR」と最新のウインドエアコンの標準の取付枠は「WA-8」で同じでとのことでした。
ウインドエアコンは、本体も10年前とほぼ同じ形をしていますので、取付枠も同じなのでしょうね。
我が家では業者に取り付けを依頼したので、取付枠も新しいものにしますが、自分で設置する場合は、取付枠はそのままで、本体のみを設置しかえてもいいのかもしれません。
最後に
コロナウインドエアコン「CW-F1617」の設置は、来週末にお願いしました。
これまで10年使ってきたコロナのウインドエアコンの最新機種ですので、見た目はほぼ変わっていませんが、中身がどれほど進化しているか楽しみです。
特に、エアコンを動かしているときの音が小さくなっていればいいなあと思っています。