子どもができてから長年に渡って私は、手洗いにはミューズを使ってきました。
ミューズといえば代表的な薬用石鹸ですね。
「薬用石鹸=ミューズ」くらいなものだと私は思っています。
外出から帰宅するとすぐにミューズで手洗いをし、トイレの後はもちろんのこと、少しでも手が汚れたらミューズで手洗いをしていました。
「もしかしたら日本で一番ミューズを使っているのでは?」と自分で思うほどにミューズを愛用していました。
私が薬用石鹸であるミューズを使っていたのは、汚い手で子どもには触れないと思っていたからです。
薬用石鹸には殺菌作用があると信じて、手荒れがするほど洗い続けました。
単なる親バカですが、少し神経質なほど手洗いは欠かしませんでした。
子どもが成長し、ほとんど触らせてくれなくなっても、それまでの習慣からずっとミューズを使ってきました。
そんな私にとって事件と言ってもいいほど衝撃的なニュースがありました。
薬用(抗菌)石鹸の効果に根拠がないって?
今年9月のある日、何気なくネットニュースを見ていると、こんなニュースが目に飛び込んできました。
参考:日本経済新聞|抗菌せっけん、米で販売禁止 「効果に根拠ない」
以下、2016年9月3日 日経電子版からの引用です。
米食品医薬品局(FDA)は2日、抗菌作用のあるトリクロサンなど19種類の殺菌剤を含む抗菌せっけんやボディーソープなどを販売禁止にすると発表した。通常のせっけんより殺菌効果があるという根拠がなく、長期使用の安全性も検証されていないとしている。
一部の米企業はこうした殺菌剤の使用をすでに中止した。トリクロサンを含む製品が多く流通している日本でも影響が出そうだ。
この記事によると、そもそも抗菌石鹸の効果は、普通の石鹸と水より有効だという科学的根拠はなく、しかも、殺菌剤は長期的には利点よりも有害となりうる可能性があるとの指摘もあるそうです。
FDAがここまで言っているのだから、近い将来日本でも薬用(抗菌)石鹸に対して、何らかの規制が入ると思われます。
薬用石鹸の殺菌効果を信じて使い続けてきた私が薬用石鹸をやめようと思った瞬間でした。
牛乳石鹸「赤箱」にしてみたが・・・。
「ミューズの使用をやめるのなら、石鹸なんてなんでもいいや」
そんな風に思っていたのですが、やっぱり少しでもいいものを使いたくなり、ネットで検索して、ユーザーの評価が高い石鹸にしようと思いました。
そのなかに、聞いたことがある石鹸がありました。
「牛乳石鹸」です。
「牛乳石鹸よい石鹸♪」
こんなCMが昔ありましたよね。
牛乳石鹸は昔からある石鹸なので、私も知ってました(調べてみるとなんと昭和8年に誕生したようです)。
もしかしたら使ったことがあったかもしれません。
牛乳石鹸には「赤箱」と「青箱」がありますが、「赤箱」を買ってみました。
私の感想は泡立ちもよく、香りもよかったので、「赤箱」を使い続けようと思っていたのですが、なぜか家族からは不評でした。
その理由は「赤箱」の香りでした。
とてもいい匂いなのですが、普段無添加・無香料の石鹸を使っている家族には、石鹸の匂いが気になってしまったようです。
確かに我が家の洗面所は狭いので、「赤箱」の匂いが気になっても仕方ありませんでしたね。
私も少し気になっていましたから・・・。
とてもいい匂いなんですけどね。
薬用石鹸をやめてたどり着いたのは無添加のせっけん
牛乳石鹸の「赤箱」の使用をやめることにした私ですが、家族と同じ石鹸を使うことはしませんでした。
理由は、私が異常に手洗いをするため、同じ石鹸を使うとすぐになくなってしまうからです。
家族と同じ石鹸のひとつを私専用にすることも考えましたが、少し高い石鹸でしたので、私の使い方ではもったいなくて使えませんでした。
そこで次に考えたのが、家族と同じような無添加・無香料の石鹸です。
牛乳石鹸には、「カウブランド 無添加せっけん」という”せっけん”があることを知り、すぐに買い求めました。
価格もお手頃だったので、私の使い方でも安心だったのが決め手になりました。
「カウブランド 無添加せっけん」はとてもいい感じ♪
「カウブランド 無添加せっけん」を使ってから2ヶ月ほどたちますが、とてもいい感じです。
なにがいいかっていうと、皮膚にやさしいことです。
石鹸の表面にひらがなで「むてんかせっけん」と書かれていることにも好感が持てます。
新しい「カウブランド 無添加せっけん」は、石鹸の表面に漢字で「無添加」と書かれています。
裏側には牛乳石鹸のイメージキャラクターの牛さんが描かれています。
裏側のデザインも変わりました。
薬用石鹸ミューズは手洗いにしか使っていませんでしたが、「カウブランド 無添加せっけん」はお風呂でも使うようになりました。
以前はボディーソープでからだを洗い、洗顔は専用のものを使っていましたが、今では頭以外すべて「カウブランド 無添加せっけん」を使っています。
私の皮膚はわりとデリケートでして、お風呂上りは顔も体も乾燥してしまっていました。
しかし、「カウブランド 無添加せっけん」を使うようになってから、あまり乾燥しなくなりました。
これは使ってすぐに感じました。
風呂上りに顔や体に保湿クリームを塗らなくても平気なくらいです。
最近は寒くなってきたので、少しは乾燥しますが、以前に比べたら全然違います。
「カウブランド 無添加せっけん」は石鹸置きでも溶けにくい
固形石鹸は濡れたまま石鹸置きに置いておくと溶け出してきてしまいます。
とくにお風呂で使うとすぐに溶け出してきて、ヌルヌルしてきます。
以前、アレッポ石鹸を使ったことがあるのですが、そのときもそうでした。
それもあって、私はお風呂ではボディーソープを使ってきました。
はじめ「カウブランド 無添加せっけん」をお風呂で使うのは少しためらいました。
でも、お風呂で使ってもあまり溶け出しません。
まったく溶け出さないわけではありませんが、気にならない程度です。
それでいて泡立ちもよく使用感もとてもいいので、これからも私は”カウブランド 無添加せっけん”を使い続けようと思っています。
最後に
なんか日記みたいな記事になってしまいましたが、「薬用(抗菌)石鹸の効果に根拠がない」というのは私の今年の重大ニュースでした。
そして、「カウブランド 無添加せっけん」は私の今年の大ヒット商品です。
石鹸選びに悩んでいたら、「カウブランド 無添加せっけん」を使ってみてはいかがでしょうか。