少し前の記事で、国産機械式腕時計、予算3万円以下、私が欲しいと思う腕時計をを紹介しました。
その記事の最後に、「紹介したものの中から近いうちにひとつ購入したいと考えています」と書きましたが、先日購入しました。
私が購入した腕時計は、ORIENT Bambino(バンビーノ)SAC00004B0です。
今回は、ORIENT Bambino SAC00004B0をレビューいたします。
ORIENT Bambino SAC00004B0を選んだ理由
私が、ORIENT Bambino SAC00004B0を選んだ理由、はじめに決めた条件の中で、最もデザインが気に入ったことです。
そして、ネットショップのレビューやクチコミの評価も高かったことが決め手となりました。
Bambinoは、ORIENTの海外市場向けモデルであるため、店頭で実物を見ることは期待できないと思っていたので、レビューやクチコミを参考にし、画像もたくさん見て決めました。
レビューやクチコミの中には、ネガティブなものもあり、実際購入して、使っているうちに、当てはまることもありましたが、その辺もこの記事の中で紹介いたします。
ORIENT Bambino SAC00004B0のスペック
Bambino SAC00004B0は、ドーム型のクリスタルガラスに、ステンレススチールのケース、ブラックダイヤルにシルバーインデックス、時針・分針・秒針もシルバー、黒革のバンド仕様です。
文字盤は湾曲した形状に処理されたボンベ文字盤となっており、分針と秒針の先端は文字盤に合わせて曲げ加工が施され、クラシカルなデザインとなっています。
自動巻き上げ機能に、秒針停止機能が付いています。
製品スペック
駆動方式 | メカニカル 自動巻(手巻つき) |
ケース材質 | ステンレスケース |
ガラス材質 | クリスタルガラス |
防水 | 日常生活用防水(30m) |
サイズ | 横幅 40.5mm |
厚さ | 11.8mm |
ラグ幅 | 21mm |
駆動期間 | 約40時間 |
その他特徴 | 秒針停止機能 カレンダー(日付) |
Bambino SAC00004B0購入レビュー
ここからは、Bambino SAC00004B0の画像を紹介しながらレビューしていきます。
ケース
ケースサイズ
ORIENT Bambinoシリーズは、クラシカルなデザインなのに、ケースサイズが大きいというレビューやクチコミがありますが、実際に私のセイコーセレクション SBTM217と比較しました。
Bambino SAC00004B0のケース横幅は40.5mm、セイコーセレクション SBTM217のケース横幅 37.8mmです。
高さを合わせるために、セイコーセレクション SBTM217の下には本を置いています。
Bambino SAC00004B0の方が、ひと回り大きい印象です。
上の画像は、ケース縦側と厚さを比較した画像ですが、ケースサイズは明らかにBambino SAC00004B0の方が大きいです。
しかし、Bambino SAC00004B0は、自動巻きなのに、かなり薄くなっています。
私の実測ですが、ドーム型のクリスタルガラスのてっぺんまでで9mm、ステンレスケースだけだと5mmです。ソーラー電波のセイコーセレクション SBTM217の厚さは、メーカー公表値が8.8mmですので、自動巻きのバンビーノ SAC00004B0は、薄くできています。
ケース仕上げ
Bambino SAC00004B0のケース表面及びラグは、鏡面仕上げがされています。
側面はヘアライン仕上げで、りゅうずには二頭の獅子が向かい合っているORIENTのロゴが施されいています。
ステンレスケースにはコーティングはされていないため、キズが付くのが心配です。
文字盤
Bambino SAC00004B0の文字盤は湾曲した形状に処理されたボンベ文字盤、上部にはORIENTのロゴが施され、その下には記体でAUTOMATIC、文字盤下部にも筆記体で、Water Resistantの文字があります。
さらに、シルバーの楔(くさび)形インデックスに、シルバーのドルフィン針の組み合わせ、そして、分針と秒針の先端は文字盤に合わせて曲げ加工が施され、クラシカルなデザインとなっており、レトロ感が抜群に発揮されています。
ORIENTのロゴと筆記体の文字も最高のアクセントになっているのではないでしょうか。
なお、針やインデックスに夜光塗料は塗られておりません。
この下の画像は、昼間撮影しましたが、影になっている7時、8時のインデックス付近は暗くて、見づらいです。
また、文字盤の色が黒で、シルバーのインデックスと針のため、暗い部屋や夜だと、文字盤全体が見えにくいときがあります。
ネットショップのレビューやクチコミの中に、文字盤の色が黒で、シルバーのインデックスと針のため、文字盤が見づらいことがあるというものがありましたが、それは私も感じています。
針やインデックスに夜光塗料が塗られていないので、致し方ありませんが、逆に私は、夜光塗料ば塗られていないこのデザインが気に入っていますので、視認性はあきらめています。
見やすさ重視であれば、白文字盤の方がいいかもしれません。
ガラス
ドーム型のクリスタルガラスは、かなり盛り上がっています。
サファイアガラスではないので、キズが付くのが心配です。
私は、Bambino SAC00004B0を斜め上から見るのが好きです。
クリスタルガラスには、コーティングが施されておりませんので、日光に反射します。
ケース裏側
Bambino SAC00004B0のケースの裏側には、中央にORIENTのロゴが配置され、MADE IN JAPAN とEPSON の表記がされています。
ケースの裏面は鏡面仕上げです。
ベルト
ベルトは、購入後すぐに交換しましたので、外した状態で撮影しました。
黒革のベルトで、美錠には、ORIENTと表記されています。
裏側には、GENUINE LEATHER と表記されていますので、本革のようです。QUDEVN は意味がわかりません。
最後に
この記事では、ORIENT Bambino SAC00004B0のレビューをしてきました。
私としては、買ってよかったと思っていますが、それは、私の購入条件である、国産機械式腕時計で、予算3万円以下に当てはまった腕時計のなかでは、ということです。
価格を考えても、高級腕時計ではありませんので、全体として高級感はありません。
サファイアガラスではないことや、ケースにコーティングがされていないこともあり、キズが付くことは覚悟しなければならないでしょう。
それでも、ドーム型のガラスにボンベ文字盤、シルバーのドルフィン針の組み合わせ、そして、分針と秒針の先端の曲げ加工、さらに、楔形のインデックスと、私はこのデザインがとても気に入っており、買ってよかったと思っています。
この記事の途中で、ベルトは購入後すぐに交換しました、と書きましたが、そちらは、改めてレビュー記事を書きたいと思います。